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リファービッシュとは何か?

昨今、中古スマホ市場において「リファービッシュ(refurbish)」という言葉をよく聞くようになりました。しかし、人によりこのリファービッシュの定義が違うためトラブルになる可能性も秘めております。本日はそんなリファービッシュという言葉について掘り下げていきたいと思います。

 

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▼リファービッシュとは?
リファービッシュ(refurbish)とは英語の「磨き直す・刷新する」という言葉が語源となっていますが、語源であるアメリカやイギリスにおいてもこの定義は曖昧なところが多いというのが現状です。少し具体的な事例を上げると、このリファービッシュという言葉をあるお店は「メーカーが整備したもの」として販売し、またあるお店は「自社で修理した商品」をリファービッシュと販売したりします。つまり、「磨き直す」または「刷新」したのが誰なのか?そして何もって「刷新」とみなすのか?が定義されていないのです。

 

中古スマホ市場におけるリファービッシュも同様で、誰が磨いたのか?何を刷新したのか?は曖昧なのが現状ですが、他の中古電子機器市場よりは幾分かわかりやすくもなってきました。

 

 

▼CPO(Certified Pre-owend)とは何か?
Certified Pre-owend(サーティファイド プレ オウンド)略してCPOとはCertified(認証済み)Pre-owend(中古)という意味ですが、最近では、レクサスやメルセデス・ベンツなどをはじめとした自動車業界やスマートフォン市場ではAppleがCPOのiPhoneなどを販売しています。CPOはメーカーが整備、修理、検査を行い、「メーカーの保証」を付して再販されます。CPOのiPhoneにおいてもアクティベーションを行なってから1年間Appleの保証が新品の商品と同様に受けられる事でユーザーへの安心へと繋がっています。

一方で、リファービッシュには「メーカーの」保証はついていません。リファービッシュを行なった会社が独自に3ヶ月や半年、1年などの保証を設けて販売するのが一般的ですが、その保証内容は会社によって異なります。ユーザーにとっては購入前にいちいち保証内容を確認するなどの手間があり、購入に二の足を踏む原因ともなります。

 

 

▼リファービッシュの課題
さらにもう一点課題が残っています。何をもって「刷新」とみなすのか?です。
私も昨年一年アメリカに滞在することが多かったので驚いたのですが、アメリカでもリファービッシュの定義が曖昧で、クリーニングをしただけでリファービッシュ済み(refurbished)と記す業者も多くいます。
修理を施せばリファービッシュなのか?クリーニングを施せばリファービッシュなのか?外見上新品同様であればリファービッシュなのか?
現時点ではここに明確な答えはなく、各業者にリファービッシュの内容を聞く他ありません。

 

 

▼まとめ
そろそろまとめに入りたいと思います。
まずはじめに、リファービッシュは「磨き直す」または「刷新」したのが誰なのか?そして何もって「刷新」とみなすのか?が大切だとお話しました。
そして、メーカーが整備、修理、検査を行なった商品はCPOと呼ばれ、メーカー保証が付されること、「リファービッシュ」は業者により内容がバラバラである事がお分かり頂けたと思います。

簡単に整理すると、中古スマホ業界においては、メーカーが整備、修理、検査を行なったものは「CPO」。
それ以外の業者が整備、修理、検査を行なったものは「リファービッシュ」と呼ぶと認識して頂いて大丈夫と思います。

大切なのはリファービッシュは「磨き直す・刷新する」という動詞であり、「商品の状態を示す」形容詞ではないということです。
消費者のみなさまにはこの違いをよく御理解頂いたうえで、「リファービッシュ=綺麗」と結論付ける訳でなく、「リファービッシュ=検査されている=安心」という認識をして頂き、検査内容や保証内容については各業者様に確認頂いたうえで中古スマートフォンとお付き合い頂ければと思います。